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自力弁
「自力弁」とは、水道の分野で使われる用語で通常は流体(主に水)の流れを制御するために設置されるバルブや弁の一種を指します。この弁は、水道システム内で流れる水の流量や流向を調整するために利用されます。
以下に、自力弁について詳しく説明します。
目的
・自力弁の主な目的は、水道システム内の流体(水)の流量や流向を制御することです。これにより必要な場所に適切な水の供給を行ったり、逆流を防止したりする役割を果たします。
構造と動作
・自力弁は、水の流れや圧力を利用して自動的に開閉する仕組みを持ちます。
・流れる水の流速や圧力の変化に応じて弁が開閉しこれによって流量を制御します。
利用例
a.制御弁: 自力弁は、水道管や配管系統で使用されており流量制御や圧力制御のために利用されます。
b.逆止弁: 逆流を防止するために、自力逆止弁が使用されます。これは、流れが逆向きになった際に弁が閉じる仕組みを持ちます。
種類
a.フロート式自力弁: フロートが流れる水位に応じて浮き沈みし弁の開閉を制御します。
b.ボール式自力弁: ボールが水の流速や圧力に応じて動き弁の開閉を制御します。
適用範囲
・自力弁は、都市の給水システムや排水システム、産業用のプロセス制御など幅広い分野で利用されます。

自力弁は、自動的に水の流量や圧力を制御するため効率的かつ適切な水の供給や制御を可能にします。適切な種類の自力弁を選定し、正確な設置と運用が重要です。

自力弁を設置する効果
自力弁を設置する効果は、外部電源や複雑な制御機構を必要とせず、流体の圧力や流量の変化に応じて自律的に作動することで、水道設備や配管システムの安定性と安全性を向上させる点にある。水圧が変動する環境では、適切な動水圧を維持することが求められるが自力弁を設置することで過圧時の安全確保や減圧による適正な水供給が可能となる。特に、給水設備では水圧が高すぎると配管や接続部に負担がかかり、漏水や破損の原因となるため、自力弁によって圧力を自動調整し安全な範囲に維持することができる。逆に低水圧の環境では流量を確保し必要な給水量を安定的に供給する役割を果たすため、給湯器や浄水器などの機器が正常に作動しやすくなる。また、自力弁は流れの方向を制御し逆流を防止する効果もあり、これにより汚染水が給水系統に混入するリスクを軽減し、水質の安全を確保することができる。さらに、外部電源を必要としないため、停電時でも機能を維持し非常時の水利用においても安定した運用が可能となる。メンテナンス面でもシンプルな構造であるため、故障が少なく、長期間にわたり安定して機能する点も大きな利点となる。水道設備や産業用配管システムにおいては、エネルギーコストを抑えつつ信頼性の高い水管理を実現するために自力弁の設置が極めて有効である。



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