いつ発生するかがポイントである

修理隊

便器の隙間から水が漏れる症状

トイレに入って見ると便器と床の隙間から水漏れがしてきていることがあります。ほとんどの場合が尿によるシミなんですが、そうでない場合もありますので原因別に下記でご紹介しておきますご参考にしてみてください。

便器・タンクのヒビ割れ
便器やトイレタンクにヒビが入っていて、その隙間から水が漏れてくることが起きてしまうことがあります。しかし、外部からの衝撃がない限り耐久性に優れた陶器で製造されているので、通所通りに使っていて急にヒビ割れが入ることはありません。ただし、便器の上に乗ったりタンクに物をぶつけたりするとヒビ割れすることもありますので注意しましょう。
廃水の詰まり
排水管が詰まってしまうと流れていかない水が便器とフランジ(便器と床をつなぐ部品のこと) の隙間から水が溢れ出てきてしまうと便器と床の隙間から水漏れがしてきます。多くの場合、屋外の排水枡の点検口の内側を確認してみて排水管が詰まっている状態ですと断定できます。また、フランジの部分に異物が詰まっていると洗浄水を流すと溢れ出てくることがあります。 ●排水管の劣化
トイレの床下に設置している排水管の一部が破損していて、そこから水漏れが起きて床に染み出すこともあります。
接続部分からの水漏れ
トイレタンクや給水管などを接続している部分に何らかの異常があると、水が漏れて便器を伝って床が濡れることがあります。特に、便器とタンクの接続部分がゆるんでいると水漏れの原因となっていることがある。
シャワートイレウォシュレットからの水漏れ
家電製品でもあるウォシュレットやシャワートイレは、水が通る接続部分が経年劣化によって亀裂が入ったりパッキンなどが摩耗して水漏れを起こすことがあります。耐久年数は8年ぐらいですが使用頻度によって、それより早く不具合を起こすこともあります。耐久年数を過ぎている製品は、修理でなく製品交換をすることを推奨します。

原因の特定が難しい水漏れは、専門業者に原因調査を依頼することが良いでしょう。水漏れしたままにしておくとトイレの床がボコボコになってしまうことがあり修理するのに高額費用がかかってしまうことがありますので十分に注意してください。
また、原因を特定をすることが難しく対処法もそれぞれ異なってきますし、原因特定に便器の取り外しが必要になる場合もあります。

水道・水まわりの修理解決!

便器から水漏れしてきたら

便器から水漏れがしてきた場合は、以下の手順で対処することができます。
水を止める
便器からの水漏れが止まらない場合、まずは水道の蛇口を閉めて水の流れを止めます。
原因を特定する
便器からの水漏れの原因は、便器本体、配管、シーリング材など様々です。水漏れの場所を特定し、原因を突き止めます。
修理
便器本体の水漏れの場合は、交換が必要になります。配管やシーリング材の場合は、修理することができます。修理方法によっては、プロの水道業者に依頼することが必要になる場合があります。
予防
便器からの水漏れを予防するために、定期的な点検とメンテナンスを行うことが大切です。また、便器を傷つけないように注意して使用することも重要です。

水漏れを防ぐ手立て
水漏れを防ぐためには、以下の手立てを実施することが重要です。
定期的な点検とメンテナンス: 水道設備や配管の定期的な点検とメンテナンスを行いましょう。漏れや劣化が見つかった場合は、早めに修理や交換を行うことで予防できます。
水圧の調整: 高い水圧は配管や接続部に負担をかけ、水漏れの原因となることがあります。水道メーターの近くにある水圧調整弁を調整するか、専門の業者に相談して水圧を調整しましょう。
使用中の注意: 水道設備を使用する際には注意が必要です。過剰な力をかけず、正しく取り扱いましょう。特に蛇口やバルブを開閉する際は、強くねじりすぎないように注意しましょう。
水漏れセンサーの設置: 水漏れセンサーは水漏れを検知し、早期に警告を発することができます。特に給水管や洗濯機周辺、浴室など水回りの近くに設置することで、水漏れを早めに察知できます。
給水管や配管の断熱: 冬場には凍結による配管の破損が起こることがあります。給水管や配管を断熱材で覆い、凍結を防ぐ対策を行いましょう。
緊急連絡先の確保: 水漏れが発生した場合には、緊急連絡先を事前に確保しておくことが重要です。管理会社や水道業者の連絡先をメモしておき、迅速な対応を依頼できるようにしましょう。

これらの手立てを実施することで、水漏れのリスクを低減し、早期発見と修理が可能となります。また、住んでいる賃貸住宅の管理会社やオーナーにも水漏れ予防の取り組みを要望することも有効です。



大阪修理隊総合サポート