収録専門用語リスト:縫地矢板・貫

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縫地矢板
「縫地矢板(ぬいじやいた)」は、日本で水道工事や管路工事などで使用される矢板の一種です。縫地矢板は、地下の配管工事や地下空間の補強などに使用される、矢板と呼ばれる補強材の一つです。
以下に、縫地矢板について詳しく説明します。

●矢板の役割
a.矢板は、地下の土砂や地盤の圧力から配管や構造物を保護するための補強材として使用されます。
b.特に、トンネルや地下空間の壁面や天井を補強し、安定性を確保するのに利用されます。
●縫地矢板の特徴
a.縫地矢板は、特定の地下空間やトンネルなどに合わせて、縫合された補強材を使用した矢板です。縫合された構造は、強度を高める役割を果たします。
b.通常は鉄製や鋼製の材料が使用され、堅固な構造を持ちます。
●利用例
a.地下空間の補強; トンネルや地下道路、地下管路などの壁面や天井に取り付けて、安定性を確保するために利用されます。
b.地下工事; 地下での配管工事や地盤の補強などに使用され、地下構造物の安全性を向上させます。
●取り付けと設置
・縫地矢板は、地下の壁面や天井に取り付けられます。地下空間の構造や設計に合わせて、適切な位置に取り付けられます。

縫地矢板は、地下空間の安定性を確保するための重要な補強材であり、地下構造物の安全性や耐久性を向上させる役割を果たします。適切な設置とメンテナンスが行われることで、安全かつ効率的な地下工事が可能となります。




「貫(ぬき)」は、日本の建築や土木工事における用語で、管や配管を壁面や天井、床などに通すための穴や通路のことを指します。水道分野では、配管を壁面や床板などに通す作業やその通路を指す場合に「貫」という言葉が使われます。
以下に、水道分野における「貫」について詳しく説明します。

●目的
a.貫の主な目的は、配管を建物の壁や床などに通すことで、配管を内部に隠したり、適切な位置に配置したりすることができます。
b.配管が外部に露出せず、美観を損なわないようにするために利用されます。
●種類
a.壁貫(かべぬき); 壁に穴をあけて配管を通すための貫で、壁の中を配管が通るように設けられます。
b.床貫(ゆかぬき); 床に穴をあけて配管を通すための貫で、床下を配管が通るように設けられます。
●設置方法
a.貫は、設計図に基づいて適切な位置に設置されます。配管が通る穴や通路は、事前に計画され、建設段階で適切な位置に開けられます。
b.配管が通る穴や通路は、配管のサイズや形状に合わせて適切な大きさと形状に設計されます。
●利用例
a.水道管やガス管、電気配線など、建物内を通るさまざまな配管やケーブルを壁や床などに通す際に貫が使用されます。
b.貫を利用することで、配管やケーブルを見えなくすることができ、建物内の美観を保つことができます。

貫は、建物内の配管やケーブルを適切に通すための重要な要素であり、これにより配管やケーブルが効率的に配置され、機能的かつ美観的な建物が実現されます。



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